3 年齢別にみた状況

就職者が最も多い年齢は「25~34歳」であった (第8表)

 就職者が最も多い年齢は「25~34歳」で、全体の32.0%を占めた。次いで「35~44歳」が23.8%で、2つの年齢層を合わせると全体の55.8%と、就職者全体の半数以上を占めた。

図7 年齢別にみた就職者の状況(単位:人)
年齢別にみた就職者の状況


就職賃金の中位数が最も高い年齢階級は「35~44歳」「45~54歳」で、金額は220,000円(昨年は「35~44歳」で金額は220,000円)
8階級中5階級で昨年よりも賃金(中位数)上昇

 就職賃金の中位数を年齢別でみると、「35~44歳」(昨年と同額)、「45~54歳」(昨年より5.3%増)で220,000円となり、年齢階級中で最も高くなった。また「19歳未満」で183,000円(昨年度より4.0%増)となり、「20~24歳」で193,600円(1.9%増)、「60歳以上」で183,300円(4.1%増)、「60歳以上のうち65歳以上」で176,000円(11.1%増)と、8階級中5階級で昨年よりも賃金が上昇している。

第7表 年齢別就職賃金の中位数
年齢 区分 19歳
以下
20~24歳 25~34歳 35~44歳 45~54歳 55~59歳 60歳
以上
60歳以上
のうち
65歳以上
就職 賃金
(単位:千円)
18年度 176.0 190.0 200.0 220.0 209.0 200.0 176.0 158.4
19年度 183.0 193.6 200.0 220.0 220.0 200.0 183.3 176.0
増減比(%) 4.0 1.9 0.0 0.0 5.3 0.0 4.1 11.1

 年齢別に就職賃金の中位数をみると、「19歳未満」で賃金30万円を超える就職者が「0」であるところから、年齢の上昇とともに高い賃金での就職者が増加している。しかし「45~54歳」をピークに、高い賃金での就職者の割合は減少した。

図8 年齢別にみた就職賃金の分布状況


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