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東京労働局発表
平成22年5月28日


東京労働局職業安定部
 職業安定課長   長崎  誠
 職業安定課長補佐 上條 正房
電話 03-3512-1548
FAX  03-3512-1565


平成22年3月新規高等学校卒業者の就職内定状況等について

~未就職卒業者に対する支援を引き続き全ハローワークで実施します~

東京労働局(局長 東 明洋)では、平成22年3月末現在における今春の新規高等学校卒業者の就職内定状況等を取りまとめた。

その概要は次のとおりである。

就職内定率は97.8%で、前年同期を1.0ポイント下回り、就職内定者 4,809人であった。(資料12)

就職内定率を男女別に見ると、男子は98.4%(前年同期を0.5ポイント下回る)、女子は96.8%(前年同期を1.8ポイント下回る)。

求職者数は4,919人で、前年同期に比べ17.8%減少。

求人数は25,404人で、前年同期に比べ39.8%減少。

求人倍率は5.16倍で、前年同期を1.9ポイント下回る。

※ 求職者とは、学校またはハローワークの紹介による就職を希望する者

東京労働局及び都内ハローワークにおける平成22年3月新規高卒者に対する就職支援については、就職を希望する高校生の就職意欲を喚起するための「職業意識形成支援」、生徒が求人企業を訪問しての「職場見学会」、求人企業情報を生徒自ら収集する機会となる「企業説明会」等を実施し、選考開始前の意識啓発の取組みを進めました。また、平成21年9月16日の選考開始日以降においては、求人企業と生徒との直接面接の機会を提供する「就職面接会」を機動的に開催しました。(資料34)

さらに、就職活動の長期化により、活動に消極的な就職未内定者に対しては、都内全てのハローワークに設置した「緊急新卒応援コーナー」(平成21年12月8日付け緊急経済対策による対応)及び高校への個別訪問などにより、ハローワークと高校とが緊密に連携してきめ細やかな個別相談支援を積極的に実施しました。

このような取組みの結果、高卒求人数が大幅に減少した中、平成22年3月末現在の就職内定率は、前年同期比1.0ポイント減の97.8%となった。(資料56)

なお、未就職卒業者に対しては、引き続き「緊急新卒応援コーナー」による求人情報の提供、きめ細やかな職業相談を実施し、一日も早い就職の実現を支援していくこととしています。


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