最近の道路貨物運送業に係る送検事例

労働基準監督署 青梅 立川
送検年月 平成21年3月 平成21年10月
被疑者 代表取締役 代表取締役
違反条文 労働基準法第32条 労働基準法第32条
事件の概要 平成20年8月、自動車運転者3名に対し、時間外労働に関する協定(以下「36協定」という。)で決めた1日及び2週間の延長させることが出来る時間を超えて1日最大で11時間40分、また、2週間最大で69時間45分の時間外労働を行わせたものである。 平成20年11月13日午前6時頃、神奈川県秦野市内の道路上において、被疑x会社のトラックが信号待ちをしていた車両に衝突し、1名が死亡し5名が負傷する交通事故が発生した。
 捜査したところ、被疑者は36協定を締結せずに、同トラック運転手に対し事故直前の同年11月4日から同年11月12日までの間、法定労働時間である1週40時間を超え、1日当たり最低5時間15分、最高9時間22分の時間外労働を行わせていたことが判明した。

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