3  年齢別にみた状況

◆ 就職者が最も多い年齢は「25~34歳」

 就職者が最も多い年齢は「25~34歳」で、11,029人中3,362人と全体の30.5%を占めた。次いで「35~44歳」が23.7%で、2つの年齢層を合わせると全体の54.2%と、就職者全体の半数以上を占めた。

図7 年齢別にみた就職者の状況(単位:人)
図7 年齢別にみた就職者の状況(単位:人)

就職賃金の中位数が最も高い年齢階級は「35~44歳」で、金額は217,800円
8階級中5階級で昨年よりも賃金(中位数)が下降

 就職賃金の中位数を年齢別でみると、「35~44歳」で217,800円となり、年齢階級中で最も高くなった。
 全8階級中5階級で昨年よりも賃金が下降し、3階級で昨年と同額となった。

第7表 年齢別就職賃金の中位数
年齢区分 19歳以下 20~24歳 25~34歳 35~44歳 45~54歳 55~59歳 60歳以上 60歳以上のうち
65歳以上
就職賃金

(単位:千円)
19年度 183.0 193.6 200.0 220.0 220.0 200.0 183.3 176.0
20年度 176.0 190.5 200.0 217.8 210.0 200.0 180.0 176.0
増減比(%) ▲ 3.8 ▲ 1.6 0.0 ▲ 1.0 ▲ 4.5 0.0 ▲ 1.8 0.0

 年齢別に就職賃金の中位数をみると、「19歳以下」「20~24歳」で「15~20万円未満」が半数以上を占め、年齢の上昇とともに就職賃金が上昇する傾向にあるが、「45~54歳」をピークに高い就職賃金の割合は減少した。


図8 年齢別にみた就職賃金の分布状況


図8 年齢別にみた就職賃金の分布状況


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