1 | 職種別にみた状況 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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就職者数が最も多い職種は「一般事務員」で、全体の16.5%を占めた。次いで「販売外交員」が8.3%、「会計事務員」が4.9%となった。 求人件数が最も多い職種は「販売外交員」で、全体の10.8%を占めた。次いで「一般事務員」が9.7%、「情報処理技術者」が9.0%となった。 就職者数の上位4位までは昨年と職種・順位ともに同様、求人件数の上位5位までは昨年同様の職種となった。 |
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就職賃金の中位数は200,000円で、9年連続で同額となった。 求人賃金の中位数は248、500円で昨年より1,500円下降した。 就職賃金の中位数は、調査対象38職種中20職種で昨年より減少した。(増加9職種、同額9職種)また、求人賃金の中位数では、13職種で減少した。(増加19職種、同額6職種) (図3-1職種別就職賃金の対前年増減率 図3-2職種別求人賃金の対前年増減率 ) 就職賃金の中位数では「会社・団体の管理職員」が335,000円と最も高く、次いで「看護師」で281,200円、「建築技術者」が270,000円となった。 求人賃金の中位数については「建築技術者」が325,000円で最も高く、次いで「情報処理技術者」305,000円、「建設の職業」299,000円となった。 就職賃金、求人賃金の中位数は、双方とも「専門的・技術的職業」が上位を占める傾向は例年通りであった。 就職者が最も多い「一般事務員」の就職賃金の中位数は、前年より9,900円下降し190,100円となり、就職賃金額全体の中位数を下回った。 求人でみると、最も件数が多い「販売外交員」の求人賃金中位数が256,500円となり、求人賃金額全体の中位数248,500円を上回った。 |
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第2表 賃金中位数が高い職種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【図1】 職種別就職・求人賃金(中位数) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【図2】 職種別就職者数・求人件数の構成比 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【図3-1】 職種別就職賃金の対前年増減率 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【図3-2】 職種別求人賃金の対前年増減率 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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就職者全員の賃金分布をみると、就職賃金が「15~20万円未満」に36.2%、「20~25万円未満」に34.4%の就職者が集中している。 25万円以上の就職者の割合は全体の23.9%、30万円以上の就職者の割合も8.8%となり、昨年の構成比をそれぞれ1.2P、0.8P下回った。一方で「25万円未満」で1.2P、「20万円未満」で3.9P、それぞれ増加した。 |
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図4 就職者の賃金階級別構成比の比較(単位:%) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第3表 就職者の賃金階級別構成の比較(単位:%) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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次に職種別にみると、最も就職者の多い「一般事務員」では就職賃金が「15~20万円未満」が47.8%、「20~25万円未満」が34.6%で、これらの階級に82.4%の就職者が集中している。 2番目に就職者の多い「販売外交員」では、「20~25万円未満」が40.6%、「25~30万円未満」が26.6%で、これらの階級に67.2%が集中するが、30万円以上も全体の17.5%を占めた。 「会計事務員」では、「15~20万円未満」が24.4%、「20~25万円未満」が43.3%、「25~30万未満」で19.2%となった。 就職賃金の中位数が最も高い「会社・団体の管理職員」では「30~35万円未満」「35~40万円未満」でそれぞれ25.8%と、全体の51.6%を占めた。就職賃金30万円以上でみると71.0%におよび、40万円以上でも19.4%と、約5人に1人は40万円以上で就職している。 2番目に就職賃金の中位数が高い「看護師」では「25~30万円未満」に51.7%が集中し、「30~35万円未満」でも21.1%と、これらの階級で72.8%を占めた。 3番目に就職賃金の中位数が高い「建築技術者」では、「20~25万円未満」に25.3%、「25~30万円未満」に26.5%、「30~35万円未満」に25.3%となり、これらで全体の77.1%を占めた。 |
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図5 就職賃金の職種別・賃金階級別分布状況 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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就職賃金の中位数が最も低い職種は「ビル・寮・駐車場等の管理人」「乗用自動車運転者」「清掃員・雑務員」で176,000円となり、昨年の最低中位数と同額であった。 求人賃金の中位数が最も低い職種は「清掃員・雑務員」で190,000円となり、昨年の最低中位数よりも0.3%減少している。 |
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第4表 就職・求人賃金が低い職種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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