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平成20年度全国労働衛生週間 |
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東京労働局管内の平成19年の業務上疾病による被災者は887人(全国8,684人)であり、この数年増加の傾向を示している。一般健康診断の結果、「何らかの所見を有する」労働者の割合は年々増加し、平成19年は48.9%(全国49.9%)に上っている。 また、脳心臓疾患による労災申請件数も増加しており、過重労働による健康障害の発生が社会的に大きな問題となっている。加えて、精神疾患の発症を懸念している事業場が5割を超え、仕事や職場生活に関する強い不安や、悩み、ストレスを感じる労働者の割合も6割を超えるなど、業務によるストレスなどにより精神障害を発症する事案も増加している。
平成20年度からスタートした第11次の労働災害防止計画(5カ年計画)においても、定期健康診断における有所見者の増加傾向に歯止めをかけ減少に転じさせること、過重労働による健康障害防止対策及びメンタルヘルス対策等労働者の健康確保対策の充実強化を図ることとしている。
これらの状況の中、「あなたが主役 明るい職場と健康づくり」をスローガンに、過重労働による健康障害や、メンタルヘルス不調などの健康問題が重要な課題となっていることを踏まえて、労使が一丸となって健康に働ける職場の実現を目指し、平成20年度全国労働衛生週間を展開する。
(別紙1実施要綱参照) |
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2. |
「第13回 産業保健フォーラムIN TOKYO 2008」 |
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過重労働による健康障害防止運動の一環として「労働者の心身両面にわたる健康確保の重要性を事業者及び労働者自身、そして国民が認識し、受容する風土づくり」、「仕事による疲労やストレスを感じることの少ない、働きやすい職場づくり」をめざす観点から、「過重労働による健康障害防止と快適職場環境の形成をめざして」をテーマに開催する。
(詳細別紙2リーフレット参照) |
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(1)日 時 |
平成20年9月8日(月)(開演)午前10時~ |
(2)場 所 |
九段会館 (千代田区九段南1-6-5) |
(3)内 容 |
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久留米大学 医学部教授 内村直尚 氏 による特別講演 |
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産業医・保健師等産業保健関係者によるパネルディスカッション |
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THP体験、歯科健康・歯磨き体験、快適職場、健康づくり関連機関展示・相談コーナーなど |
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(4)主 催 |
東京労働局、(社)東京労働基準協会連合会、東京産業保健推進センター |
(5)後 援 |
東京都、東京健康保持増進機関連絡協議会、東京都産業保健健康診断機関連絡協議会など |
(6)参加費 |
無料 |
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