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ホーム > ニュース&トピックス > 報道発表資料 > 2007年度 > 『仕事と生活の調和推進プログラム』「ホワイトカラー編」と「建設業編」が全国で初めて策定されました! - 東京労働局

東京労働局発表
平成20年2月13日




東京労働局労働基準部労働時間課
労働時間課長   神田  隆
課長補佐     松田 尚子
電話    (03)3512-1613

『仕事と生活の調和推進プログラム』
「ホワイトカラー編」と「建設業編」
が全国で初めて策定されました!


 平成20年2月13日(水)、東京労働局(局長村木太郎)では、労働時間等の設定の改善を通じた仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を推進するため、「東京(関東甲信越ブロック)仕事と生活の調和推進会議」を開催し、全国で初めて「仕事と生活の調和推進プログラム」の「ホワイトカラー編」と「建設業編」を策定しましたので発表します。
●ホワイトカラー編のスローガン
「生活充実で、創造的な仕事をしよう!」
―働く人に配慮した社風で、企業も元気―
●建設業編のスローガン
「適切な工期と工夫で、土曜の現場閉所」
―適切な発注で建設業に明るい未来を―
「建設工程見すえて計画年休、日程見すえた残業削減」
―安全で働きやすい建設現場で、次世代を担う技能者を育てよう―

1.策定の経緯

 労働時間等の設定の改善を通じた仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を推進するためには、地域の産業構造・就業実態等の特性を踏まえた合意の形成が重要であることから、厚生労働省では、社会的気運の醸成を図るため、昨年度(平成18年度)から全国7ブロックに「仕事と生活の調和推進会議」を設置・開催し、各ブロックにおいて、仕事と生活の調和を推進する際に参考となる推進プログラムを策定しました。
 今年度(平成19年度)、東京(関東甲信越ブロック)仕事と生活の調和推進会議では、2つの分科会(ホワイトカラー分科会と建設業分科会)を設け、職種または業種の特徴を踏まえたホワイトカラー編と建設業編の推進プログラムの策定に向け、議論を重ねてきました。今般、平成20年2月13日(水)、「東京(関東甲信越ブロック)仕事と生活の調和推進会議」を開催し、全国で初めて、仕事と生活の調和推進プログラム・ホワイトカラー編と建設業編を策定しました

2.推進プログラム(ホワイトカラー編・建設業編)の特徴

(1)  職種別、又は業種別のそれぞれの特徴を踏まえ、長時間労働の原因と対策が整理されていること。また、単に事業主の取組のみに終始することなく、発注者や社会に対し、取組への理解・協力を求めていること。
(2)  労使がワーク・ライフ・バランス推進に取り組む際、具体的な手法や取組が多く例示されていること。
 ホワイトカラー編では、「仕事の量や質の定期点検」「ノー残業デの設定」「持ち帰り残業の禁止」など。
 建設業編では、「土曜の現場閉所による週休2日制の確立」「竣工時の節目休暇や結婚記念日休暇などによる年休の取得促進」「降雨日などの不稼働日にも考慮した適正な工期の設定について発注者に理解を求めること」など。
(3)  東京(関東甲信越)ブロックを構成している10労働局管内の企業の取組事例を盛り込んでいること。


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