平成19年度「ほっとウィークキャンペーン」アンケート集計結果
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(注1)
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「ほっとウィーク」とは、夏季における連続休暇の普及促進を目的として厚生労働省が昭和61年から全国的に実施している施策のキャッチフレーズです。
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(注2)
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「ほっとウィークアンケート」とは、「ほっとウィーク」の施策の一環として夏休みの取得予定日数等を労働者から直接調査するために、平成7年以降、毎年6月の一箇月間に東京労働局管内の労働基準監督署(18署)が開催した説明会などの出席者を対象としたアンケートで、企業調査ではありません。
平成19年のアンケートの有効回答者数は2,425人でした。
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「ほっとウィークアンケート」の集計結果
1. | 今年の夏休みは平均5.7日 今年の夏休みの取得予定日数は、最低0日から最高17日(昨年20日)でした。平均は5.7日で、平成7年から平成16年まで続いた減少傾向は横ばい状態に転じています。(「図1」「図2」参照) |
2. | 1週間以上の夏休みを予定している人は37.3% 今年の夏休みの取得予定日数が7日(1週間)以上であると回答した人は37.3%(昨年は35.6%)で、10日以上と回答した人は7.0%(同5.3%)であり、今年の夏休みは、昨年と比べると少し長くなりそうです。(「図2」参照) |
3. | 希望する夏休みの日数は平均8.7日 「夏休みは何日ぐらい欲しいですか」という設問に対して、「7日」と回答した人が31.8%と最も多く、次いで「10日」が29.3%という順番になっています。また、希望する夏休みの日数の平均は8.7日(昨年8.7日)であり、夏休みの希望日数と取得予定日数の差が3.0日もありました。(「図3」参照) |
4. | 昨年の年次有給休暇の取得日数は平均6.8日 アンケート回答者が昨年に年次有給休暇として付与された日数は平均15.8日で、昨年の年次有給休暇の取得日数は平均6.8日であり、取得率の平均は43.0%でした。 また、「夏休みを含めて今年1年間で何日有給休暇をとる予定ですか」という設問に対する回答は平均で8.1日であり、夏休みの期間中に年次有給休暇を取得する割合は高い傾向にあります。 (別紙-問3集計結果参照) 【PDF:133KB】 |
5. | 夏休みの過ごし方 |
今年の夏休みの過ごし方については、「家でのんびりする(49.9%)」が最も多く、次いで「旅行(24.0%)」「家族サービス(19.7%)」「趣味(17.7%)」「帰省(11.9%)」「スポーツ(10.3%)」となっています。(「図4」参照) 夏休みの時期に、自宅でじっくり休養する、日常十分にかなわなかった家庭での時間を取り戻すなどの目的に利用する人が多いようです。 長期的視野に立ち、より充実した生活のために、趣味や自己啓発、地域・ボランティア活動などの機会として、夏休みの積極的な利用が期待されます。 |
6. | 昨年使い残した年次有給休暇の日数は一人平均12.6日 昨年に年次有給休暇を取りきれずに時効などにより使えなくなってしまった日数は、一人平均12.6日でした。 その理由は、「上司・先輩・同僚など職場のみんなに合わせた(74.8%)、「やるべき仕事の量は変わらないので取れば後で忙しくなる(28.4%)」「自分がいないと仕事が回らないから(17.3%)」「有給休暇を使わなくとも休日が十分あるから(10.7%)」というものです。(「図5」、別紙-問3集計結果参照) 働き方を見直し、年次有給休暇を長短柔軟に利用できる職場環境を整備し、労働者各自も積極的に休暇を活用するよう意識を変えることで、年次有給休暇を完全取得することが望まれます。 |